信頼のおける公的機関、実績のある企業からの情報を素早く取得する
今回は、大地震、台風、洪水等における、緊急速報、緊急情報を得る場合の手段と活用方法等を取り上げます。既に、対応されている方も多いと思いますが、改めて活用方法なども整理しておりますので、少なからずお役に立てば幸いです。
まず何より、信頼のおける気象庁等の公的機関からの情報を、常に受け取れる状態にしておく事です。外出している場合も多いので、携帯電話やスマホで、緊急地震速報を常に受信できる状態にしておく必要があります。下記、気象庁のホームページに一般利用者向けの活用方法がリリースされております。
地震速報 利用の心得
※パンフレット
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/eew/eew2.jpg
※詳細資料
https://www.data.jma.go.jp/svd/eew/data/nc/koudou/kokoroe.pdf
上記の利用の心得にもありますが、
- 地震の揺れを感じたら、緊急地震速報が無くても、身を守る。
- 緊急地震速報を見聞きしたら、揺れを感じなくても、身を守る。
この2点が非常に大切です。たとえ、何もなかったとしても、それで良かったと思い、訓練にもなりますので、毎回必ずしっかりと身を守る行動をすると良いですね。特に、自宅の場合は、事前対策で、高い棚は、処分することを強くお勧めします。筆者の自宅では、全ての家具(冷蔵庫除く)は、腰よりも低い位置までの家具に限定してます。その上で、揺れても倒れない様に固定をしてます。大震災の際には、高い棚の本棚など、部屋中を暴れまわります。非常に危険なので、まずは腰より低い家具だけにするを徹底する事をお勧めします。
気象庁の情報を、積極的に取りに行く。
気象庁は、災害対策基本法などの法律により「気象庁防災業務計画」を策定して運用してます。国の重大危機に対応するために、確かな情報を届けるだけでなく、事前の対策の啓蒙なども行ってます。国や行政も、力を入れて対策してますが、私たちも積極的に、自ら情報を取りに行く意識が大切ですね。
参照)国の防災体制と気象庁の役割
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/intro/gyomu/index4.html
特別警報とは?
特別警報は、大雨、地震、津波、高潮などで、重大な災害の起こるおそれが著しく大きい場合に、発表されます。気象庁による発表されます。
具体的には、下記ホームページの様な基準が設けられてます。しかし、特別警報が出ないからといっても安心は出来ません。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tokubetsu-keiho/kizyun.html
気象等に関する特別警報の発表基準
津波・火山・地震(地震動)に関する特別警報の発表基準
また、気象庁から、特別警報・警報・注意報が発表されると下記のホームページで公開されます。どこで、何が起こったのかを、いち早く情報収集する事で避難行動に役立てられます。(まずは、身を守る行動の後ですが)
※気象庁、「現在発表中の特別警報・警報・注意報」
まとめ
- 信頼のおける気象庁からの情報を素早く取得する。
- 特別警報がない場合でも安心しない。
以上です。
でわでわ。
LCPプランナー 志門